digの基本的な使い方

ネームサーバの挙動を調べるのに便利なdigコマンドの基本的な使い方について説明する。

ここではネームサーバを直接指定して各種DNSレコードを問い合わせる。
ネームサーバがns1.example.jpの場合は@ns1.example.jpをコマンドに付与する。
Aレコードを調べる

dig @ns1.example.jp www.example.com

MXレコードを調べる

dig @ns1.example.jp example.com mx

NSレコードを調べる

dig @ns1.example.jp example.com ns

再帰的な問い合わせをしない

dig @ns1.example.jp www.example.com +norec

ゾーンを転送する

dig @ns1.example.jp example.com axfr

BIND マスターからスレーブへのゾーン再転送 rndcコマンド

BINDでマスターサーバからスレーブサーバへにゾーン情報を強制的に再転送する場合。

設定をリロードしただけではゾーン情報が転送されないときには
rndc retransferサブコマンドでドメイン名を指定することで
プライマリサーバからゾーン情報を明示的に再転送することができる。

rndc retransfer example.com